さまざまな無料WEB会議システムがある中、筆者的におすすめしたいのがこのBizMee(ビズミー)、正式にはBizMee β です。
実際にビジネスの場で使っている企業を見たことはないため、知名度は低いのかもれませんが、圧倒的な簡単さと使いやすさでWEB会議をスタートできる便利なツールです。
運営しているのは株式会社grabssさまで日本企業。WebRTCの技術で構築されたBizMee。無料で提供して頂きありがとうございます。
評判や導入事例などもあまり少ないサービスなのでBizMeeについて詳しく解説していきます!
目次
BizMeeの魅力
BizMeeの強みは「無料」「簡単接続」です。
インストールや登録不要
ブラウザ接続のため、面倒なアプリケーションのダウンロードは不要!またルームの作成に当たって、アカウント登録も必要ありません。
URLを作って、ルームが完成。
というわけでめちゃくちゃお手軽なんです。
高品質通話
WebRTCという技術を使っているので自分と接続先のプライベート接続(P2P通信)が可能です。余計なものがないのでスムーズなWEB会議が可能です。
リアル会議室
ホワイトボードを使うことでお絵かきができます。また、議事録メモ機能や画面共有ができます。
BizMeeの使い方
- 会議室を作る
- 会議室のURLを伝える
- ミーティング開始
以上!
まず、「BizMee」にアクセスします。

URLを決めて「入室」を押します。

その際にカメラと音声を許可してください。

カメラが起動しない場合がある
カメラが起動しない通話できないといったトラブルは、この作業を飛ばしている可能性があります。設定し忘れてしまった場合はURL左の鍵のアイコンをクリックすれば再設定できます。
URLをコピーしてWEB会議をしたい相手に伝えましょう!
相手がURLをクリックするとWEB会議が開始されますよ。
BizMeeの機能
お絵かき

お絵かき機能では、書くこと以外に画像ファイルもアップできます。
※ホワイトボードは大きくできません。
画面共有
はじめて画面共有を使う場合は画面右上にあるアプリケーションダウンロードボタンを押して下さい。
Google Chromeの場合はストアから拡張機能をダウンロードできます。

画面共有はお絵かきが表示されていた場所に表示されます。
全画面表示ができないのは少し残念ですが、速度は十分使える範囲だと思います。
パスワードロック
鍵をかけることによって第三者の入室をロックする事ができます。
セキュリティについて
HTTPSを利用したサービスですし、P2P通信はネットワーク上で端末間を相互に直接データ通信を行う通信方式なので、特定の利用者間でのみ映像や音声やメッセージの送受信を行います。サーバーを介していない分、セキュアであると言えると思います。無料サービスなので気になるところですよね。
BizMeeの料金プラン

BizMeeは無料サービスなので、有料プランはありません。そのため、利用回数なども特に制限はありませんでした。
ルームに入室できる人数も制限がありませんが、3~4名を想定して作られているようです。
P2Pで接続できない環境下の場合は中継サーバーを経由して通信されます。
何故無料なのだろうと思われるかもしれません。ホームページに記載されていたサービスの目的としては、WebRTCの技術を使ったサービスの開発等の依頼を集客するためのツールの立ち位置のようです。
なので、無料ユーザーもどんどん使いこなして問題なさそうです。
BizMeeの利用環境
対応ブラウザ
- Google Chrome
- Fire Fox
- Opera
スマホやタブレット対応
現在はアプリケーションはリリースされていません。パソコン間のやりとりに使われます。
BizMeeのデメリット
無料サービスとしては本当に素晴らしいと思いますが、細かなところの融通が利かないケースも多いです。無料なので仕方ない。。。たとえば
- 画面共有が全画面にできない
- 対話者の顔が小さい
- パワーポイントや資料を使った提案が難しい
といったところでしょうか。このあたりが改善されればもっと利用ユーザーは増えると思います。
最後に
無料でこれだけのサービスを提供してくれているBizMeeはすばらしいと思います。WEB会議をしたことがない方は気軽に利用開始できるBizMeeを一度使ってみてもよいのではないでしょうか。